関節系サプリメントに配合された、いま期待の新成分(1)〜イミダゾールペプチド〜
グルコサミンやコンドロイチンだけを主成分とした、これまでのサプリメントをすでに長期間愛用したにもかかわらず、期待はずれだったという口コミを何度か目にしたことがあります。
期待通りと満足している方ばかりではないということは、「期待値」というハードルが年々高まってきているということでもあります。そこで従来の関節系サプリメントに満足できなかった方々の受け皿として、いくつかの新成分が脚光をあびることとなったわけです。
関節系サプリメントに配合された筋肉成分「イミダゾールペプチド」とは?
関節を支えるのは筋肉です。筋肉が弱くなると関節への負担が増えてしまい、たとえ関節の状態が改善しても、根本的な解決に至ることができなくなります。そこで軟骨成分の次に登場したのが、筋肉成分です。
いま、筋肉成分として最も注目されているのは、「イミダゾールペプチド」です。最初はほ乳類の骨格筋の中から発見されましたが、さまざまな脊椎動物、鳥類からも発見されました。
鳥類においては特に羽を動かす胸肉にイミダゾールジペプチドが多く含まれ、渡り鳥が長い距離を飛び続けることができるのは、この成分のおかげだと言われております。
海中を休みなく泳ぎ続けるクジラやマグロなどの筋肉中にも高い濃度で含まれていますが、やはり手ごろなのは鶏胸肉で、100g食べることで1日に必要とされる約200mg分の「イミダゾールジペプチド」を摂ることが可能です
「イミダゾールジペプチド」を構成しているカルノシンとアンセリンはどちらも摂取すると、血液中で単独のアミノ酸に分解され、骨格筋中に移行しカルノシンに再合成されると考えられています。
関節系サプリメントに配合された期待の新成分 BEST3
(2017/6/11)